お掃除の物語

最近のお掃除風景☆

いただいた本棚を子どものおもちゃ入れに活用しました。私のダンボールコレクションがジャストフィットした時はとてもテンション上がりましたっ！

モップは今回新しく購入したもの。
360度回る優れもので水だけできれいになり、とっても使いやすいです。

そんな水拭きに少しアロマを数滴たらしたら、
部屋中がアロマの香りに包まれてなんだかとっても心がスッキリしました。

部屋の掃除、整理整頓はとっても重要な日々の暮らしの一部。

そんな私も実は汚部屋に住んでいた時もありました。
今日はそんな物語を振り返ってみます。

18歳で大学進学とともに一人暮らしを始めました。そのころはお掃除が大の苦手で、常に物が散乱し、時には足の踏み場もないという時も…。ときどきがっつりと片付けても続かず気づいたら元通り…。そんな日々は大学を卒業しても続きました。

社会人になって1年目くらいかな。いろんなことが重なり、心が落ち込み、気持ちが晴れない日々が続き、それが積もってしまってどうしようもなくなった時がありました。

その時、ふと、それまで一度も行ったことのなかったあるカフェへ。尼さんのような方がいらして、初めて入ったのに私は目の前で号泣してしまいました。その方がご飯を食べていく？と言ってくれて、「質素なご飯だけど〜」といいながらテキパキと出されるご飯が本当に身に染みました。

「お部屋のお掃除をしなさい。心がきれいになっていくから。私も毎日しているのよ」

そう言葉をかけてくれ、その言葉通り次の日から掃除を始めました。自分を奮い立たせ、元に戻らないように、毎日掃除機をかける日々。そうしていくうちに心が少しずつ少しずつ晴れていきました。

あれから10年以上。今でもお掃除は人生の基本としてずっと続いています。あれから一度も汚部屋になったことはないし、子どもができても、毎朝必ず一度は部屋をキレイにしてスッキリする時間を持つようにしています。

子どもも小さいので、毎日掃除機をかけるなど難しいことももちろんありますが、その辺りは臨機応変にして無理せず続けていける形をずっと考えています。

実はそのカフェは初めてお会いして数ヶ月後にまた行こうと伺ったら、無くなっていました。最初で最後の出会いだった方。今でもときどき思い出すその方はどこかでお元気に過ごされているといいなぁ。

人生は日々の暮らしの積み重ね。そしてときどきドラマチック。そんなお話しでした。

長々と最後まで読んでくださりありがとうございました。

これから暑くなってきます。どうぞご自愛くださいね。

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